介護施設の調理師として働いていた女性が、介護職に転職した話

介護職に転職したきっかけを教えてください

以前は介護施設の調理師として働いていました。
行事などでは私も利用者の方たちと関わることがあり、また同じ40代の方が介護現場に転職している例を見て、介護職に興味を持ち始めていました。
そこで施設で募集していたヘルパーの資格を取るという勉強会に申し込みました。
働きながらでしたが、無事取得することができ、同じグループ内の介護施設を紹介してもらいました。

実際働いてみて感じた事を教えてください

今までの経験があるので、食事に関しての知識で何とか必死についていきましたが、詳しく教えてもらいながらというよりは先輩の動きをひたすら見て覚える感じで、並大抵の努力ではなかったです。
介護施設はどこも人手不足でみんなが自分の仕事だけで精一杯のようです。
自分に言い訳しないためにも、グループ内で紹介してもらう施設ではなくて、新人研修がしっかりしていたり、マンツーマンで教えてもらえる職場を自分で探せば良かったかなと思いました。

介護職員として働いて大変だったこと、苦労したことは何ですか?

新しい職場は同じグループ施設でしたが、まったく顔見知りがいない中、人手不足でみんなが忙しくバタバタしていたため、仕事を覚えることがとにかく大変でした。
やはり調理師として関わっていた時とヘルパーとして密に接するのでは180度違い、自分の甘さを痛感しました。
利用者さんから目を離すと動いてしまい、ベットから転倒したり歩いて転んでしまうことで大ケガにつながる事故が起こってしまいます。
そのため、人があまりいない中、常に気を張っている状況が続き、仕事が終わると、すごい緊張感と仕事を覚えなければならないプレッシャーでヘトヘトでした。

仕事が大変だったようですが、辞めたいと思いませんでしたか?

はい、大変でしたが、3ヶ月くらいすると段々自分のペースが掴めてきて、仕事に対する気持ちが変わってきました。
利用者さんとしっかりと話せる余裕が出てきて、大変だけれど癒されたり笑ったりして、やりがいを感じました。
やはり介護職に限らずですが、新しい仕事に挑戦するということは大変でした。
ですが、大変であるほど仕事が自分なりに出来るようになってくると、少ないメンバーで仕事を回すぞというチームプレーのやる気も出てきます。
そして実際に力を合わせて終わると仕事したという達成感が気持ち良かったです。
それから3年間働きました。妊娠して重労働についていけないと感じたので退職しましたが、また育児が落ち着いたら働ける仕事なのでありがたいです。